たまに出してみる:温故知新

 2000年当時、横浜周辺に住んでいたのですが、赤い花を使って屋外のマクロ撮影の確認を行いました
 赤い花は現在住んでいる近くの公園にもあることに気づき、その頃を思い出して同じような撮影をしてみようというのが今回の趣旨です。機材もC-1400Lを利用しました。この20年近くで撮影技術もきっと上がっているはずかと思います。

なかなかいい風に撮れたと思うのですが。
プランターの縁が写り込んでいるのが良くないですね。

ちなみに冒頭でも述べた2000年当時の写真がこれ↓
あんまり変化ないですね。構図が違うかな。

 C-1400Lの絞りはワイド側でF2.8およびF5.6の二段階。テレ側はF3.8及び7.8の二段階とかなり貧弱ではありますが、うまく撮影すれば雰囲気のある写真が取れるはずです。
かなり低い位置にあるので、20年たった今は腰が辛い。
一昔前のスマホのカメラにも勝てるかも....

 ですが絞りが2段階しかないことを気づかずにボケ撮影の定番である最大望遠での撮影してしまいました。曇っていたことも有り多分、絞りはF3.8かと思います(このカメラEXIFが制定される前のカメラなので、日付くらいしか記録が残っていないのです)
 さらに1997年発売のカメラですが、日付設定は20年後までしかフォローしてません。だから2016年までしか設定できないのです。オリンパス開発の方も20年以上使用されるとは思っていなかったのでしょうね。

 今回使用したのはC-1400Lなので8MBまでのスマートメディアしか使えません。撮影モードは最高画質のSHQで撮影すると、8枚までしか撮影できません。実際は10枚以上は撮影できるようですが、被写体にもよりけり単純な青空であれば15枚以上、複雑な写真であれば8枚も取れないかもしれませんね。
スマートメディアです。もう化石ですか。

赤が色飽和しています。
花びらの縁に関しては完全に色が飛んでますね。

 色飽和に関しては2000年当時はあまり気にしてはいなかったのですが、今見ると赤に関してはかなりひどい。赤系がこんなに色飽和するのであれば花、夕日など赤系の被写体は撮影を避けてしまいます。
 C-1400(X)Lが色飽和しやすかったわけではなく、デジカメ全体の問題であったと思います。
 この時期カメラ雑誌とかこぞって「だからデジカメは銀塩に比べてまだまだ使い物にならない」叩かれていたことも納得です。それにのっかる「デジカメなんてクソだな」って言っていたアマチュアに対して、非常に腹立たしかった思い出が記憶にあります。

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