フィッシュアイコンバータ:画角比較

結局フィッシュアイを2つ購入してしまいましたが(FCON-01、BCL-0980)せっかくのなので画角を比べてみようと思います。まずは基準画角としてPanasonicのLUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6II ASPH./MEGA O.I.Sを使用します。

E-P3 にて撮影 F8.0 1/400 28mm(35mm換算) ISO200
とても素性の良いレンズですね。あらためてレビューをする予定ですが、周辺の歪みも殆どありません。

周辺部の一部を等倍拡大です。サンマルクカフェのマークも歪みなくきれいに表現されてます。

最近、昔のCANONの一眼レフとレンズを使うことがあったのですが、あらためてマイクロフォーサーズのレンズは出来が良いことに気づきました。
今のカメラとレンズは違うのかもしれませんがCANONの純正レンズでも周辺の歪みは直視できないものもあることに最近気がつきました。

次はFCON-01です。スペックとしては装着後の焦点距離は20.8mm(35mm相当)になります。通常の広角レンズと違い周辺の樽型収差は顕著に出ます。

E-P3 にて撮影 F8.0 1/320 20.5mm(35mm換算) ISO200 +0.3EV
マスターレンズ比べかなり広範囲が写っています。

これも周辺部の一部を等倍拡大した結果です。マスターレンズと違うところを拡大するよりも歪みを確認するために顕著に結果が出ているところを選択しました。

電子的補正が入っているのか、ほとんど歪みが感じられません。解像度も満足行く結果です。
最後は最も広角なBCL-0980の結果です。

E-P3 にて撮影 F8.0 1/400 18mm(35mm換算) ISO200 +0.3EV
驚異的な画角です。当初考えていなかった左側の建物をマスターレンズ比べかなり広範囲が写っています。

同様に周辺部の一部を等倍拡大した結果です。
解像度は若干落ちますが、あのレンズで歪曲もなくここまで映れば大したものです。

今回いろいろと比較してみましたが、結論としてはたいして差は見つけられませんでした。逆に言うとBCL-0980がここまで映るのであれば、はっきり言ってFCON-01は必要ないと言い切ってしまいます。FCON-01はAFが効くのでそちらのほうが有利なのでは?とも思いましたが、広角で利用することが前提のレンズ達なので、パンフォーカスであること、AFの精度はシビアでないこと。BCL-0980のMF操作は慣れてしまえばほとんど問題ないこと。それが理由です。

でもFCON-01を入手したことは後悔することはないです。
それは見た目が結構気に入っているからです。CL-0980の携帯性、描画性については問題ないのですがカメラに装着したときの貧相感があまり好きになれないです。
携帯性とスタイルは相反するものと思いますが、持ち歩くものなのでやっぱりスタイル重視したいので。きっとFCON-01を使い続けるでしょう。

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