いいデジカメ:SP-700 〜外観〜

 前回はSP-700が発売された2005年当時を懐かしんでみましたが、今回は実際のモデルの外観から確認していきます。

液晶モニターは3.0型で当時としても高水準、その割にボタンがかなり小さい。オリンパスの伝統か。

 まずは背面、今見ても決して小さくない3.0型モニターが背面のほとんどを占有しています。しかし液晶の解像度は23万画素とそれほど高くない。2005年でのエントリーモデルとしては画面の解像度よりも大きさの方が重要であるのは明白の理ですね。
 しかし屋外の快晴での利用においては本機の液晶品質ではかなり視認性が辛いものとなります。
 液晶モニタについては2010年あたりから、急激に屋外での液晶モニタの視認性が上がり始めます。これは2005年からの製造なのでもう少し時期を待たなければならないようです。定評あるハイパークリスタル液晶を搭載してれば視認性は格段に上がったはずかと思いますが、これは普通の低温ポリシリコンTFT液晶です。
 なぜ2010年か?ちょうどその頃ですよね、スマホが流行り始めたのは。。。

本体上面のボタンたちです。左側から「静止画・動画・再生」切替スイッチ、電源ボタン、シャッターボタン兼ズームボタンになります。鏡面仕上げになっており、すぐ傷だらけになると思っていましたが、結構丈夫です。

 ボタン類の大きさはオリンパスの伝統でなのか、かなり小さい。モード切替のスライドスイッチがありますが「再生」があるのが時代を感じます。今どきは再生ボタンですね。再生モードにして電源をON!なんてシチュエーションがあったのだと思います。一種の画像ビューアのように利用することを想定していたのかもしれません。
3.0型の液晶モニタは15年近くたった今見ても、大きいと感じます。
 ズームレバーはちょっと華奢な感じは否めません。動作も特別早いわけででもなく。こうやって説明していくと機能においては「フツー」のデジカメですね。


三脚穴を確認。レンズ中心からちょっとズレています。
三脚穴はメタル製ではなくプラスチックです。

外装は通常のプラスチックよりも強いABS樹脂製みたいなものかと思うので三脚穴もそれなりに丈夫かと思いますが、見た目の高級感を考えてもメタルにしたほうがカッコよかったかと思います。

電池カバーを開けた状態、xDメモリスロットとバッテリー室は一体型になります。

華奢な感じは見受けられますが、毎回開け締めするものではないのであまり気にするものではないですね。
バッテリーとメモリカードです。

バッテリーの型式はLI-40Bですが、上位互換のLI-42Bがあります。
このバッテリーはオリンパスのコンパクトカメラにかなりの間、使用されていました。
通常のμシリーズや防塵防滴μシリーズ全般に使われていたようです。
写真の隣xDピクチャーカードです。タイプはM+2GBとなります。xDピクチャーカードが収束し始めた頃、やっきになって買い漁っった一つです。TOSHIBA製とOLYMPUS製、あとFUJI FILM製が記憶にあります。

インターフェース部
ケースがかぶせてあるのでスタイリッシュな佇まい

上側のインターフェース部は電源コネクタがあります。
下側のインターフェース部はUSBコネクタとなります。AV出力端子という名称も兼ねているマルチ端子となります。カバーはかなり硬かったので「防水仕様か?」と思いましたが、当然そんな事はありません。

個人的にはとにかくデザインが最高です。
レンズが飛び出してこないこともスタイリッシュです。各ボタンが小さいこともスマートさが際立っていると感じます(大きいボタンの場合だとカワイイイメージに繋がってしまうのでは?)
塗装の処理もカッコいい。地味という言い方もできますが光沢処理だと安っぽくなるかも。
気に入っているカメラに対して欠点を見つけることが難しいですね。
※重量がちょっとイメージよりあったことが私にとって欠点かも。

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