いいデジカメ:SP-700 〜背景〜

このデジカメは機能はモチロンですが、見た目がカッコイイので入手しました。

カラーはブルーです。伸縮しない屈曲光学式のレンズが特徴的です。

 まずはスペックから。2005年11月に発売された600万画素1/2.5インチCCDと38mm-114mm相当F3.3の6倍レンズを搭載したオリンパスのコンパクトデジタルカメラです。
 この時代の標準的な広角焦点距ですね。CANONの「IXY DIGITAL 700」も広角側は37mmです。
IXY DIGITAL 700。当時の最上位モデル。
700万画素の解像度を持つが、広角は37mm相当。

 今は24mmとか25mmが当たり前ですが、当時28mmクラスのレンズを搭載した「頭一つ出ている」モデルといえばRICOH「GR DIGITAL」やSONY「Cybershot DSC-R1」があげられます。
GR DIGITAL。28mm相当単焦点レンズ搭載。
今でこそレジェンド扱いですが、当時は「銀塩のGRブランドを使ったって、こんな趣味性の高いもの誰も買わない」的なコメントが多かったことが印象的なモデルでした。

DSC-R1。24mm-120mmのカールツァイスレンズを搭載
ISO3200まで、当時ではかなりの高感度対応。

ISO感度にしても同様で、これも同時期であるFUJIFILMのバカ売れしたFinePix F10が「コンパクトカメラでISO1600に対応っ??」なんてレビューが席巻していた時代になります。
FinePix F10。コンパクトカメラでのISO1600は当時ではエポックメイキングな機能

 メモリカードについてはまだ「xD」カード全盛です。オリンパスがxDメモリカードからSDカードにスイッチするのは2010年2月あたりのモデルであるコンパクト高倍率10倍ズームの「μ9010」や同様に本格的な高倍率30倍ズームレンズを搭載する「SP-800UZ」からになります。

 SP-700はレンズが特徴的です。屈曲光学式レンズを採用しているため、前面に伸縮せずとてもスタイリッシュです。現在のTG-5なども屈曲光学式ですね。


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