iPhone撮影をワイドな画角にする 0.4倍

Motojiの使用しているスマホは1994年からのMacintosh使いのため当然、iPhoneです。バージョンは8、写り良し使い勝手良しの非の打ちどころのないスマホカメラではありますが、本格的なレンズ交換式のカメラにはいろいろとかなわない面は多いです。

天に唾を吐く気はまるでないのですが、一番の悩みは広角撮影ができないこと。通常でも29mm前後といわれる画角のため、問題ないといわれればないのですが、ヨドバシでもAmazonでも星の数ほど用意されているコンバージョンレンズをみると、やはり試したくなります。ということで今回はスマホ用のワイドコンバージョンレンズについてです。

まずはヨドバシカメラのコンバージョンレンズコーナーでお値段と画質のよさそうなものを見繕ってみました。ヨドバシ川崎ルフロン店には結構な数のサンプルが展示されているのでいろいろ試せます。その中で見つけたのはまずはこれ。

ELECOMのP-SL04RD。0.4倍のワイドレンズになります。そのまま装着するとケラレることはないですが、ちょっとしたケースを付けると、たちまちケラれてしまいます。

後ろから。洗濯ばさみ方式ではない。バネが無い分シンプルな構成ではあるが使い勝手が非常に悪く、Motojiにとっては「使いにくい」の一言。

iPhone8に装着するとこんな感じです。バランスとしてはちょいと大きめのクリップレンズです。しっかりと挟み込むのでずれることはないでしょう。

収納袋。マイクロファイバー生地でできているのでレンズクリーナーにもなります。実用的で重宝します。

レンズキャップ(蓋)です。ちょっと固めで使っていくうちに硬質ゴムが伸びていくタイプでしょうか。そうなる前に紛失してしまいました。

世の中のほとんどの方がスマホにはケースを付けていると思います(偏見か?)ケースを外して撮影すればケラレも少ないですが、やはり画質の低下は目視できるほどです。
サンプルを撮影したのでこちら。

これが標準のレンズでの画角。画角確認のために近場の公園を散策。時間的に16:00くらいではありますが、光量をしっかり確保しているのでコンパクトカメラ並み、いやそれ以上の画質となっています。

P-SL04RDを装着して撮影、装着前と比べてかなりの画角をカバーしていることがわかります。四隅をよく見るとかなり画像が流れてしまっていることが確認できます。

サンプルを見る限り、画角がかなり広いことがわかります。iPhoneの画角が35mm換算29mmとするならば0.4倍ということで11.6mm。とてつもないですね。
一応歪曲しないように撮影してみましたが、四隅の流れはひどいものです。

左隅を等倍でトリミング。かなり流れていることがわかります。等倍にしなくてもスマホ上で流れていることがわかります。これはいただけない。

価格も1,500円程度のものですから、50,000円前後のレンズと比べてしまっても意味はありませんがこんなに画像が流れてしまうのならやはりこれは「緊急用」として利用するしかありません。
スマホで撮ってスマホで見る分やLINEで縮小画像を送信するとか、一般JKがワイワイガヤガヤ大勢で撮影する分には問題はないと思います。写真は何を撮るかが一番です。

あえてスマホの広角コンバージョンレンズとして考えた場合には、もうワンランク上の製品があるのではないか?と思わせる品だと思います。

千駄ヶ谷の鳩森八幡神社の富士塚の入口にて。周辺部の画像の流れが顕著に出ている例です。

標準レンズ、周辺部もクッキリ(川崎チネチッタ)

P-SL04RD(0.4倍)周辺部は流れていますが、目立たないように撮ってみた

 こうやって実際に比べてみると、かなりの画角の違いを感じます。歪曲に関しては面白い効果なのであんまり気にしないのですが、やっぱり隅の画像の流れがかなり気になります。なるべく目立たないように撮ってみたものの、全体の画質も低下していると感じます。

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