イイデジカメ:CAMEDIA X-200

 今回はカプセルタイプのコンパクトデジタルカメラX-200をご紹介します。デジカメ時代も百花繚乱の300万画素時代に発売されてたスタンダードモデルです。

見るからにスタンダードモデル、ハイエンド臭は全くありません。

 すでに安定期に入っている2017年のデジカメ事情は、スマートフォンのカメラの出来がかなり良くて、わざわざデジタルカメラなんぞ買う必要もありません。画質を求める人々は一眼カメラを購入し、画質と重さを気にする層に向けて高級コンパクト、いわゆるハイエンドがちょいちょい、エントリー向けはごく一部の層しか購入しなくなっています。

背面も非常にシンプル、液晶は1.8インチの8.5万画素。当時では標準のスペックでしょうか。光学ファインダがあるのがいざという時便利。

 そう考えると、やはり一眼デジタルカメラが元気のあった時代は300〜500万画素の頃だったのかな、と思います。バリアングル液晶ではないと「全て悪!」とか、画質がおかしなことになってもノイズリダクションが装備されていることが「正義!」しまいにゃカメラの性能はどうでもいい、メモリーカードが自分の持っているものと違うので「悪いデジカメ」といわれていた時代です。今考えるとアホデスネ。でもホント元気があって面白かった。
 
 そんな頃のスタンダードデジカメのX-200です。

レンズを閉じたき。このスタイルは結構カッコいい。
全体の操作は特別良いわけではないが、レンズバリアを閉じてからのバックへの収まり具合が非常にいい。

 まずはスペックから。2003年3月にに発売された320万画素CCDと35mm-105mm相当F3.1〜5.2の3倍レンズを搭載したオリンパスのカプセルタイプデジタルカメラです。プラスチック筐体でレンズカバーを開くのにちょっと固い、個体差と思いきやネットで確認するとそのような設計のようです。
 メーカ希望小売価格は38,000円、X-200というだけあって「この時期に200万画素?」と思いきや320万画素であったのが印象的です。

シャッターボタンは大きく押しやすい。
ズームレバーが外側にあるのは、使いにくいのか?と思いきや、それほどでもない。

駅のホームから撮影。
樽型収差が出てはいますが、パッと見悪くない。

真ん中にフォーカスしたつもりが、案の定中抜け状態、写真としては悪くないので
掲載しました。樽型収差が見受けられましたがトリムで処理しています。

 X-450と比べて、CCDは同様の320万画素ではありますが、無理していないのか画質はかなり良いイメージです。色はしっとり、妙なシャープも聞いていないし、ザラザラ感も少ないです。画質の好みではいえば、X-200の方が好みです。撮りやすさ(握りやすさ)はX-450の方に軍配が上がるのが勿体無い。
 デザインといえば、やっぱりX-200が好みですかね。。。。



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