インク詰まりからのF900購入

 お気に入りのPM-770C。インクかしみるのもいやですが、このプリンタ、インクがよく詰まります。Motojiの写真プリントはだいたい週末に行いますが、印刷スジが結構気になっていたんです。そんなときは「ノズルチェック」「クリーニング」を行います。そうすると必ずといっていいほど、ノズルが詰まっています。この作業を週末(週一回)行っていたのです。

 「週一回の印刷間隔って結構間があるのかな?」と思い、試しに毎日ノズルチェックをしてみました。そうしたら、な・な・なんと毎日詰まっているのです。これはおかしい、故障か?と思いましたが、こんな時はインターネットですぐチェック!そうするとEPSONのプリンタはインクがよく詰まるという情報がわらわらとでてきました。いつもならば「こんなもんなんだ。しょうがないか」.....では今回はすまない。このインク代、結構馬鹿にならないんですよね。

 うーん、どうしようと悩んだのですが、すでにPM-770C、1998年10月に購入してから早3年が経過しようとしていました。

 「おーいMotojiくん。今度パソコンを購入するからどんなプリンタがいいかえらんでくれないかい?」裕子さんのお義父さんに頼まれました。C-1400XLの時もそうだったのですが、Motojiの新製品導入のきっかけはいつもお義父さんです。C-1400XLの時はその一ヶ月前くらいにC-920Zを購入されていて、自分のFUJI DS-7と見比べて「いいなぁ」などと思ってC-1400XLの購入に踏み切ったのです。

 結局、お義父さんにはHPのDeskJet 930Cをおススメしました。プリンタ予算が15,000円くらいで画質はともかく、使いやすいのを目指して選びました。MotojiはHPが大好きなんです。あの前面給紙がなんとも格好いい。印刷速度も速いですしね。ところがどうでしょう。DeskJet930Cは4色インクにもかかわらず。我がPM-770Cと同等もしくはより綺麗なんですよ。何故???当時45,000円も出して買ったのに~6色インクなのにぃ~。もうこの時点でPM-770Cは壊れていたのかも...もしくは、すでに新しいプリンタを買いたいがためにMotojiの頭がイカれちゃって勘違いしていたのかも?

 「あたしの眼にはたいして変わらないよ、買う必要ないよ」と裕子さんのキツ~イひと言。

 ああ、そうかい。じゃあ違う理由を見つけるよ。以下説得の様子です。

Motoji:新しいのはすごく綺麗に出力できるよ。写真みたいなんだってさ。
裕子さん:今でもじゅうぶん綺麗だから別にいいよ。
Motoji:新しいのは出力時間も相当速いらしいよ。
裕子さん:別に速くなくてもいいよ。
Motoji:プリンタもずいぶん安くなってきているようだよ。
裕子さん:どうせ一番高いやつ買うんでしょ。今までの使っていれば出費は0円だよ。
Motoji:......もう切れそう(小声で)
裕子さん:は?何?
Motoji:そうだ!今のインク使い続けたらクリーニングばっかりして消耗品代がかかって結局無駄になるよ。
裕子さん:.......うーん。じゃあ買えば。
Motoji:~★~☆~やったぁ!~☆~★~
 

 ということで勝ちました。ですが、さすが主婦、しっかりしてます。

 そうなったら後は機種選定です。この時間が一番楽しいんですよね。

さて、なにを買いましょうか?

 やっぱり大手プリンタメーカ3社から選びたいものです。3社というのはもちろん、
  • EPSON
  • CANON
  • HP
まずはEPSONははずします。だってもうインク詰まりはいやですから。
次はキヤノン、いいですね。
そしてHP、大好きです。

 こんな書き方をするとHPになりそうなもんですけど、大きな問題があります。HPは速くて・静かで・フチなし印刷ができない。そうなんです2001年11月現在HPのどのプリンタもフチなし印刷はできないんですよ。CANONだって今回からやっとフチなし印刷に対応したばっかりです。いいなぁフチなし印刷。写真みたいなんだろうなぁ。
ということで残念ながらHPは泣く泣くはずすこととなりました。

 そうするとCANONということになりますが、いつものヨドバシカメラに行ってビックリ!やっぱりEPSONの方が綺麗なんですよね。キャノンは若干の粒状感をぬぐえない。やっぱりここはEPSONか?でも詰まるし。いやCANONは独立インクで消耗品価格は安い....っってEPSONも独立インク採用だって?

 「どうせ買うならプリンタに限っては最高のものを!」が信条のMotojiですから、EPSONだったらPM-950C、CANONだったらF900を購入候補にあげていました。そんな中でCANONのプリンタはEPSONに比べて速いというアドバンテージがあります。かたやEPSONは....

画像が非常に綺麗
プリンタブルCD-R(RW)に印刷可能
オプションでオートカッターを使用することができる。
 はっきりいって、機能に関してもEPSONの勝ちです。値段がCANONのF900に比べて5,000円程高いのが難点ですが、CANON F900が40,000円前後、EPSON PM-950Cが45,000円前後ですから、この価格帯になると5,000円の差なんて大したことない。EPSONに比べてCANONは印字が速いだけ。という状況でした。

 結論からいうと、それでもMotojiはCANONにしました。ホントにEPSONのインク詰まりはストレスがたまるんですよね。後から考えても全く後悔してないあたりから、Motojiのプリンタ第一条件は「インクがつまらない」ことだったんだなぁと思います。実際F900は暗い部分を印刷するとPM-770Cと同様のインクムラが目立ちますが、それもよく見ての話、、パッと見はほとんど見分けがつかないくらい綺麗だったのです。だから後悔はしないことにしました。

ただ単にCANONのプリンタが欲しかっただけ?

 もちろんEX-S1でも述べたように、「一度買ったものには愛着を持って接する」Motojiの特有の思考回路がきいていることもお忘れなく....


このレポートはMotojiが所有するEPSONのPIXUS F900をもとに作成されています。
PIXUS F900はキヤノン初のフチなし印刷対応型プリンタです。(中身は前モデルのF870と変わらないとのウワサもありますが)
Motojiのインクジェットプリンタ所有履歴は
一代目:横河ヒューレット・パッカード社 DeskWriter 600C
二代目:セイコーエプソン社 PM-770C
三代目:キヤノン社 PIXUS F900
となっております。


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