イイデジカメ:C-2020ZOOM
オリンパスのハイエンドデジカメを入手して(数年遅れではあるが)メイン機種として使用してきたMotojiです。
ハイエンドの双翼といわれたC-X0X0系は新品で買うこともなく、メインで持ち歩くこともしなかったのですが、結構憧れが強く、実はオークションや友人・知人から貰い受けるなどでかなりかき集まったたので、是非ともレビューをこの機会にやっちゃおうと思います。
ということでまずはC-X0X0系統の初期の雄といわれたC-2020ZOOMです。
初期モデルであるC-2000ZOOMを入手する機会もあったのですが、C-2020ZOOMの方がスペックも上だし、何より雑誌の評価も高かったためです。
まずはスペックから。1999年10月に発売された211万画素1/2インチ補色系フィルタCCDと35mm-105mm相当F2.0~2.8の3倍レンズを搭載したオリンパスのコンパクトデジタルカメラです。これもかなり使い込んだものを2011年頃廃棄処分するということで譲り受けました。
外観を見るとオーソドックスなカメラ然としたスタイル。発売当時の1999年に秋葉原で見かけたのが初見です。その頃はまだデジカメも高価なパソコンの周辺機器扱いの頃です。今見ても素直にカッコイイですね。
しかし当時はとにかく高価格商品!このC-2020ZOOMにしてもC-1400XLにしても10万円越えのデジタルカメラなんて40,000円も出してDS-7を購入した私には未知との遭遇でしたが、今では極上中古品が数千円程度で入手できるのです。手に入れないわけがないでしょう。
意外に私にとってはこのデザイン、カッコイイと思う反面、使いづらさは最終版デザインのC-40X0ZOOMまで続きます。構えた時の右手と左手の収まりは非常によくのですが、ストロボ発光切替ボタンとマクロボタンを押すときに右手親指が届かないのです。マクロボタンを多用している私としては撮影の流れが止められてしまうのが数少ない操作上の欠点のひとつめです。
二つめの欠点はレンズキャップを外さないと起動するのにエラーになってしまうこと。これは一度でもこの系列のカメラを使ったことがあれば経験するのですが、毎回イラっとさせられます。
カラーに関してもシルバーと黒のツートンが、デザインと相まってオールドファッション的にカッコイイ!同様のツートンカラーでもC-4100のパープル&シルバーはちょっと軽すぎて今一つであることは否めません。
機能面だと今時のコンパクトデジカメには搭載されていない軍幹部上部に液晶が非常に便利です。現在のモニタ上にメニューを出して確認しなくても独立した設定表示画面、いわゆる液晶があるのはやはり便利です。まぁ最新のデジカメたちは常時モニタ上に上体を表示しているので液晶の意味があるのか?といえばそれまでですが、CANONとかNIKONとかのハイエンドデジタル一眼には今でも液晶がついているということは、やはり便利からなのだと。私もそう感じます。
ストロボボタンやマクロボタンが独立しているのは便利です。液晶モニタ画面は1.8インチと当時では大型サイズの液晶が装備されていますが、これが日中では見にくい、見にくい。これのために花の撮影を行いましたが、パララックスを避けるために液晶画面を利用しましたがかなり苦労しました。
モードダイヤルは「プログラムオート」と「その他」となっています。今であれば「シャッター優先」「絞り優先」「マニュアル」と独立しているところですが、このC-2020ZOOMはこの3つが全て一緒になっており、カメラ内の設定でこの三つの優先度を設定します。これが使いやすいのか使いにくいのか?私は『P』以外は『A』を好んで使っているのであまり関心がない機能です。
そして光学ファインダー、銀塩コンパクトと同様のファインダーのためマクロ時はパララックスがひどく使い物にはならないですが、液晶モニタの品質が悪いこともあり、光学ファインダーを覗くことが多くなります。
ホワイトバランスを変更して撮影しましたが、非常に鮮やかな緑を再現することができました。ある意味本物じゃなさそうな色合いかと思います。SHQで撮影しているので解像感もばっちり出ています。
この写真の発色はそれほど良くありませんでした。結局のところ日の丸構図になってしまいました。
結構ボケます。
当時のコンパクトデジカメでこの程度のボケを表現できるスペックを持つのはやはりハイエンドモデルとなります。このデジカメの画質、今でも通用します(使い勝手は10,000円以下のものよりも、レスポンスも含め見劣りしてしまいますが)
ハイエンドの双翼といわれたC-X0X0系は新品で買うこともなく、メインで持ち歩くこともしなかったのですが、結構憧れが強く、実はオークションや友人・知人から貰い受けるなどでかなりかき集まったたので、是非ともレビューをこの機会にやっちゃおうと思います。
ということでまずはC-X0X0系統の初期の雄といわれたC-2020ZOOMです。
初期モデルであるC-2000ZOOMを入手する機会もあったのですが、C-2020ZOOMの方がスペックも上だし、何より雑誌の評価も高かったためです。
まずはスペックから。1999年10月に発売された211万画素1/2インチ補色系フィルタCCDと35mm-105mm相当F2.0~2.8の3倍レンズを搭載したオリンパスのコンパクトデジタルカメラです。これもかなり使い込んだものを2011年頃廃棄処分するということで譲り受けました。
外観を見るとオーソドックスなカメラ然としたスタイル。発売当時の1999年に秋葉原で見かけたのが初見です。その頃はまだデジカメも高価なパソコンの周辺機器扱いの頃です。今見ても素直にカッコイイですね。
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電源OFF状態 |
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電源ON レンズが繰り出しています。 |
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背面。使い込まれているので、ボタンの印刷が完全に剥がれています。 |
しかし当時はとにかく高価格商品!このC-2020ZOOMにしてもC-1400XLにしても10万円越えのデジタルカメラなんて40,000円も出してDS-7を購入した私には未知との遭遇でしたが、今では極上中古品が数千円程度で入手できるのです。手に入れないわけがないでしょう。
意外に私にとってはこのデザイン、カッコイイと思う反面、使いづらさは最終版デザインのC-40X0ZOOMまで続きます。構えた時の右手と左手の収まりは非常によくのですが、ストロボ発光切替ボタンとマクロボタンを押すときに右手親指が届かないのです。マクロボタンを多用している私としては撮影の流れが止められてしまうのが数少ない操作上の欠点のひとつめです。
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意外に指がこのボタンに届かない。 |
二つめの欠点はレンズキャップを外さないと起動するのにエラーになってしまうこと。これは一度でもこの系列のカメラを使ったことがあれば経験するのですが、毎回イラっとさせられます。
カラーに関してもシルバーと黒のツートンが、デザインと相まってオールドファッション的にカッコイイ!同様のツートンカラーでもC-4100のパープル&シルバーはちょっと軽すぎて今一つであることは否めません。
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オールドデザインがたまらない |
機能面だと今時のコンパクトデジカメには搭載されていない軍幹部上部に液晶が非常に便利です。現在のモニタ上にメニューを出して確認しなくても独立した設定表示画面、いわゆる液晶があるのはやはり便利です。まぁ最新のデジカメたちは常時モニタ上に上体を表示しているので液晶の意味があるのか?といえばそれまでですが、CANONとかNIKONとかのハイエンドデジタル一眼には今でも液晶がついているということは、やはり便利からなのだと。私もそう感じます。
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液晶モニタよりも確実に必要な情報を認識できる。 |
ストロボボタンやマクロボタンが独立しているのは便利です。液晶モニタ画面は1.8インチと当時では大型サイズの液晶が装備されていますが、これが日中では見にくい、見にくい。これのために花の撮影を行いましたが、パララックスを避けるために液晶画面を利用しましたがかなり苦労しました。
モードダイヤルは「プログラムオート」と「その他」となっています。今であれば「シャッター優先」「絞り優先」「マニュアル」と独立しているところですが、このC-2020ZOOMはこの3つが全て一緒になっており、カメラ内の設定でこの三つの優先度を設定します。これが使いやすいのか使いにくいのか?私は『P』以外は『A』を好んで使っているのであまり関心がない機能です。
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露出モードが独立していないところがポイント メニュー内で切り替える。 |
そして光学ファインダー、銀塩コンパクトと同様のファインダーのためマクロ時はパララックスがひどく使い物にはならないですが、液晶モニタの品質が悪いこともあり、光学ファインダーを覗くことが多くなります。
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ホワイトバランスで必要以上に緑になってしまった。 |
ホワイトバランスを変更して撮影しましたが、非常に鮮やかな緑を再現することができました。ある意味本物じゃなさそうな色合いかと思います。SHQで撮影しているので解像感もばっちり出ています。
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濁ったピンクまで再現。補色系フィルターは桜とか綺麗に表現できるかも。2018年に挑戦してみよう。
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この写真の発色はそれほど良くありませんでした。結局のところ日の丸構図になってしまいました。
結構ボケます。
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こちらはホワイトバランス変更はなし、
変更すると黄色が黄色で無くなってしまうので。
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当時のコンパクトデジカメでこの程度のボケを表現できるスペックを持つのはやはりハイエンドモデルとなります。このデジカメの画質、今でも通用します(使い勝手は10,000円以下のものよりも、レスポンスも含め見劣りしてしまいますが)
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