昇華型プリンタの旅:CP600

今回の昇華型プリンタは、HARD OFFで購入したCANONの「CP600」です。

2005年発売の本機種、はじめてのCANON製の昇華型プリンタでした。今でこそ昇華型プリンタは下火のイメージですが、当時はまだ間が活気のあるジャンルで、手に入れたくても新品だと結構な価格のため購入には中書していてたのです。
購入のいきさつは、前述したHARD OFFにてほとんど新古品ではないか?と思われるものが3,000円の値で販売していたことです。
よくよく見ると新品のバッテリー付き!! バッテリーだけでも結構なお値段(定価7,000円以上)します。これが決め手で即決しました。
喜び勇んで家路につき、チェックしました。

どうも懸賞であたったにもののようですが、前オーナーが使い方がわからずそのまま「売り」に出したようです。 お試しペーパーも全く消費されていないし、気になるバッテリーも新品でした。
久々のラッキーな買い物でした。

ピカピカの新品同様でした。正面左側に赤外線ポートがついています。
これで携帯電話やFUJIのデジカメらから無線印刷できるのかも.....
メモリスロット・液晶などはついていません。PictBridge専用です。

ここまで各社の昇華型を扱ってみると、色味の傾向が見えてきました。
  • OLYMPUS:青系統(風景とか)
  • Panasonic:赤系統(人物とか)
  • SONY:赤系統(人物とか)
  • FUJI:黄系統(人物とか)
まぁ青系統以外は全部人物のくくりにしましたが、赤系統は個人的に好みではありません。
日本人は黄色人種といわれるだけあって黄系統の画質が結構あっていると思います。 常々自問自答していますが、これだけ昇華型のプリンタを購入しているにもかかわらず、未だに「おすすめの一品」を見つけることができません。

今回、このCP600がその「一品」になるかどうか楽しみです。
さて、印刷してみたところCP600の色傾向は「(黄色をベースとした)青系統」です。これはかなり私の好みに近いです。
私の好みの画質は上でも述べているとおり「(日本人の)人肌が好ましく発色」いわゆる黄系統です。当時はまだまだ幼稚園の娘たちを撮影することがほとんどなので、そこが重要でした。
FUJIのCX-400は黄系統ですが本当に黄色い、黄色過ぎかも。インクジェット+Macであれば自由に色調整して出力できますが、あくまでも昇華型はPC抜きで単独で印刷するのが王道と考えていました。
なかなか好ましい色傾向ではありましたが、以前紹介したCP740の方がさらに好みということで早々に売りに出してしまいました。しっかりとバッテリーだけは残しておきましたが。。。
この後、続々とCANONの昇華型をそろえていくことになるのですが、これが所有第一号機でした。

なお、裕子さんに聞いた当時の感想は...
「液晶もないし、使い方わかんないし、(肌の)色もちょっと本物とちがうよね」
といつも通りのご意見で、結局のところ今回も彼女が全く触れることのないプリンタでした。

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