P-10

 オリンパスのフォトプリンタである「P-10」を入手しました。このプリンタL版とはがきサイズに対応し、なんと昇華型にもかかわらず完全フチなし印刷が可能。Motojiが知っている中で昇華型の完全フチなし印刷対応プリンタはこの「P-10」しかありません(あと後継機種のP-11も)FUJIのCX-400はPrinPix方式(感熱式)ですし、あとはSONYのDPP-EX5のような左右(上下?)余白ありで出力して、ミシン目で余白を切るとフチなしプリントになるような機種しかありません。

 かといって今書いたその他のプリンタが悪いというわけではないのですが、そそられたのは「オリンパス製」というところ。「脱・パソコンプリント」でものべているようにMotojiは純正が大好きです。ですからオリンパス大好きっ子としては「オリンパス製」のプリンタということで購入意欲が倍増するのです。
 そして入札・落札とつつがなく入手しました。値段もペーパー・送料を除くと実質1,000円とかなりの格安で入手することが出来ました(ヤフオクで入手)


 
 P-10です。正面から見るとそれ程大きくないし、奥行きも普通。やっぱり高さが今までとはちょっと印象が違います。まさにCube。印字方式はドラム式を採用しているそうです。コピー機みたいな形なのでしょうか、わかりませんが、印刷スピードは速いですよ。あっとゆう間に出てきます。今までのが遅すぎたのかもしれませんが.....
 正面にある丸い窓、これがまた子供に受けが良い!何故かというと現在印刷されているであろうインクリボンが透過されて表示されるのです。黄色いインクリボンなら黄色に!といったふうにです。後継機種のP-11にはついていないようです。

 実はこのプリンタ、ダイレクト印刷はPictBridgeのみというプリンタです。そうですカードスロットがないのです。もちろんPC接続で印刷することも可能ですが、このたぐいのプリンタは裕子さんに使ってもらいたいので、PCなどから印刷することはあまり考えてないのです。

 そこがちょっと不安なところでしたが、現存するデジカメでPictBrige印刷を試してみました。対応機種はSONYのDSC-L1、OLYMPUSのC-755UltraZoomの2機種です。

 まずUSBケーブルでP-10とカメラを接続。両機種共にMiniBタイプなのでケーブルは共用できます。こういう時って共通規格はいいですよね。そしてプリンタの電源をいれてカメラの電源をいれます。ここからそれぞれ操作方法が違ってきます。PictBridgeの印刷の独特なところはメーカーによって使い勝手が変わることです。これがまた混乱の元でもあり、面白いところでもあります。

 もちろん裕子さんにとっては混乱以外の何者でもないのは本人に確認しなくてもわかります。では両機種の違いを簡単に見ていきましょう。
【DSC-L1】

  • 接続後カメラの電源を入れると、PictBridgeモードで起動します。いいですね。何も考える必要ないです。
  • モニタを見ながら印刷したい画像を表示して、印刷。いいですね、問題なしです。


【C-755UltraZoom】
次にOLYMPUS同士の組み合わせです。DSC-L1なみの使い勝手になっていると思いこんでいましたが、これがまた...

  • 接続後、カメラの電源を入れると、PictBridge接続かPC接続かカメラが聞いてきます。もちろんMotoji的にはOKですが、PCなんかにつないでないのに選択メニューが出ること自体かなり矛盾してますよね。裕子さん的にはきっと×です。
  • その後もかなり使いにくい。どこをどう選べば印刷されるのかは慣れが必要のようです。実際Motojiもちょっと考えちゃいました。これも×です。
もちろんPictBridge規程後の発売時期の違いや設計コンセプトの違いなどもあるのでしょうが、裕子さんやその他のお母さん方にはDSC-L1の方が非常に使い勝手が良いように感じました。

P-10の背面はこののうになっています。
非常にシンプル、USBと電源ケーブルしかありません。


 


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