DSC-MZ2

 2003年9月、駅前にカメラのさくらやが進出してきました。9月12日オープンだそうです。オープンといえばオープン記念セール。何がセールされるか楽しみです。

 C-1400XLも朝早くから並んでGETしたMotojiですが、さすがに妻子持ちの30代、体力的にも徹夜は無理ですが、朝一で並ぶことはできそうです。さてさて早くセールの広告でないかな...と思っていたら。
きましたきました!!

9月12日からの3日間!オープンセールの広告が!さらに御用達のヨドバシカメラも同時にセールを行うそうです。
目についた商品はこの2点!でした。

DSC-MZ2(SANYO)
やっぱりデジカメを語る上で
SANYO製品は避けて通れないでしょう。
動画性能もすばらしい30フレームです。
もうデジカメ動画はカクカクするなんて
言わせません!
でもちょっとボディが大きいか.....
画素数:200万画素
動画機能:QVGA/30fps
当時価格:12,600円

SONY U10
うーん、小さい。FinePix4500も小さかったけど、
これは「写るのか?」と言わせるくらい小さい。
小さいことは正義です。でも音声付き動画機能が
ないんですよね。こればっかりは贅沢な要求でしょうね。
画素数:130万画素
動画機能:160×112
当時価格:9,800円


現時点ではどっちも欲しい!!
 あのFinePix4500を購入するときに悩みに悩んだもう一つの候補のDSC-MZ2です。やはりこちらを買うべきと思いました。

 でもU10にもクラッきたんですよね。あの小ささに...
 だって小さい小さいと思っていたFinePix4500よりもさらに小さい。でも今回のオープンセールは「一人一品限り」となっているので両方とも買うことができません。

 と悩んでいたら、隣のヨドバシでも15,000円程でMZ2が日替わりで販売されることを発見しました。うーん、さくらやでU10を購入した後、速攻でヨドバシに行ってMZ2を購入する。という荒技もありますが、その時にMZ2は残っているのだろうか?いやそれよりも同時に2つもカメラを買って、裕子さんの逆鱗に触れないだろうか??

 結局、今一番欲しいのはどっち?ということでMZ2に決定しました。やっぱりデザインより、機能ですよね。
 ということで、めでたくDSC-MZ2を購入いたしました。

早速裕子さんに見てもらうと...

裕子さん:これ随分大きいよね。
Motoji:そうだね。それよりもこのカメラってSANYO製なんだよ。
裕子さん:SANYO?サンヨーってあの洗濯機とか売ってるSANYOでしょ?やっぱりカメラはカメラメーカの方がいいんじゃないの?
Motoji:実はね世の中のデジカメのほとんどはSANYOのOEMが何かしらに使われていて、さらにこのカメラは動画性能がすごくて640×480で15フレーム/秒なんてモードもついているんだよ。動画画質だって他のメーカに比べたら......
裕子さん:・・・・・・(ほとんど機能的な話になると聞いてない)
Motoji:ちょっと聞いてる?
裕子さん:これさぁ、なんかピント合わないよね
Motoji:あのなぁ、あなたFinePix4500の時もそんなこといってたよね。ちゃんと真ん中のフォーカスエリアに合わせて、シャッター半押しすれば.........んっ?あれ?おかしいなこれ?

 購入して気づいたのですが、この液晶、フォーカスエリアがないんです。これじゃどこでピントを合わせたらいいかわかりません。
まぁ普通は真ん中にピントを合わせますから、そうは困らないだろうとおもって撮ってみると、これが合わない。おかしい、おかしい、と思いながらどこにピントが合うか試すこと数時間。通常のフォーカスエリアを真ん中とするとそれのちょい上にピントが合うことが判明しました。

 「これって初期不良?」

 とクレーマー的考えをめぐらし取扱説明書を見ましたが、特にそれについて記述はなし。販売店とかメーカに持って行くのも面倒くさいので、いつもの「まぁ慣れだろ」ということで結論をつけてしまいました。

 後日、ネットでいろいろと検索したところ同じような症状が出ている報告が何件かあったので、これはそーゆーカメラなんだと無理矢理納得しました。

 でも裕子さんがこのフォーカスエリアに慣れるまでは半年近くかかりました。うーん相変わらずデジカメは深いなぁ。。。。

このカメラちょっと右側にレンズがありすぎるんじゃあないかと....

この左側のジョグダイヤルが特徴的ですよね。
でもあまり使い勝手は普通すぎて「おおっ!」
という驚きがないですね。
反対に言うとそれだけ違和感がないということは、
非常にすばらしいものなのかもしれませんね

 デジカメブレイク前からよく言われていたことですが、SANYOのデジカメはとにかく動作がキビキビしていて速いらしいということです。早速それを確認してみました。
 
 実際のところ速いですね。でも一時の「爆速」の異名をとったほどの驚きはありません。なぜでしょう?今メインで使用しているC-2500Lよりも撮影した後のブラックアウトからの復帰も再生送りのスピードも全然速いのですが、何故か恩恵を受けた感じかがありません。きっと現在の私の撮影スタイルがそんなに忙しいものではないだと思います。
 遅いといわれているC-2500Lも使ってみてつかってみて「遅いっていえば遅いけど、だからナニ?」で片づけてしまいましたから。でも速いにこしたことないですよね。

 またMZ2一番の売りである動画機能も試してみました。
結果、FinePix4500に比べて多分綺麗だと思います。320×240ドットで撮影してみたのですがFinePix4500の10フレーム/秒に比べ30フレーム/秒はやはりカクカク感もなく、悪くはないのですが.......
 
 はっきりいって劇的な感動はなかったんですよね。人間の眼ってあいまいですね。

 でもDSC-MZ2にはFinePix4500にない640×480ドットモードがあるのです。こちらは未体験ゾーンですから劇的な感動をあたえてくれるはず!...と思い試してみましたが、我がPowerMac G3 DT233(XCLAIM VR128)では力不足でうまく再生できない!

 これは誤算でした。カメラ内では再生できるのですが、カメラ内では640だろうが320だろうが液晶の大きさは一緒なので、逆に15フレーム/秒の640×480ドットの方がカクカクしてしまいます。
「ま、640でまともに再生できないし、データ量もかなり多くなるの撮影時間も短くなってしまうし、320で録っておけばいいか」と考え320で撮影することにしました。しかしNewMacを購入したとき「やっぱり640で録っておけばぁ...」と後悔するのは必然ですが.....
 
 大きさといえば伊豆旅行にもこのDSC-MZ2を連れて行き、ビデオカメラ代わりに使ってみました。さらに撮影時間を稼ぐために160×120ドットで。

 結果は惨敗です。
 小さすぎて見えない。雰囲気も味わえない。
 これ程とは.....今後160では撮影することはないと思います。

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