高級コンパクトを手に入れたはいいが。

 さあさあ、買いましたよ!今までレンタル業務に使われていたものですから、店頭で渡されたものは「本体」「ケース」「スマートメディア8MB」「取扱説明書」のみ。もちろん化粧箱なんて洒落たものも存在しません。でもいいんです。定価10万円弱と値札を決められたものを使えるんですから、それも念願のコンパクト200万画素!、さてさてニッケル水素を2本用意して....あれれ?この電池蓋壊れているじゃあないですか。正確にいうとこの電池蓋、角に二つの引っ掛けがあるのですが、そのひとつが破損していたのです。うーん、購入時にきちんと確認していなかったMotojiがいけなかったのかしら?いやいや、不良品でしょ。これは!

 もちろんあわてて、オリンパスデジタルショップに電話をしました。「レンタル処分品なので、一切のクレームは受け付けません」なんていわれてしまうかな?と思いましたが......結果は以下に。

Motoji:すみません、先日C-21のレンタル処分品を購入したものなのですが...
店員:(かなり無愛想気味に)はぁ。。。。
Motoji:帰宅して商品を確認したところ電池蓋が破損したことに気づいたのですが。
店員:はぁ。。。。
Motoji:交換とか効きますかねぇ。昨日買ったばかりなので。
店員:はぁ。。。。かまいませんよ。持ってきてください。

「やったぁぁーーーー」

 かなり無愛想な店員でしたが、販売が主ではないサービスセンタのような店ですから、技術屋肌の方々だと自らを納得させ、次の日意気込んで、終業と共に(オリンパスデジタルショップはPM6:00完全閉店なので、赤坂勤務のMotojiはかなり急がないといけないのです。)ダッシュでいきましたよ、淡路町へ!!!

Motoji:すみません、昨日交換のお願いの電話をした者ですが....
店員:(そんな話は聞いてないぞ風に)はい。。。何の交換ですか?
Motoji:先日購入したC-21なのですが・・・(中略)・・・・交換していただけると電話で確認したのですが。
店員:(まじまじとC-21を確認し)ああ、これですか。申し訳ありません。早速取り替えましょう。あと何台か在庫がありますから、もちろんレンタル品ですから、傷等ありますけどよろしいですか?
Motoji:もちろん、もちろん。お願いします!!
店員:綺麗なのが残っているのいいのですが・・・

 その店員は全然技術肌でもなく、かなり愛想のいい方で、購入したときは店頭に2台しか置いてなかったC-21をなんと5台も持ってきてくれました。その中で吟味を重ね重ね重ね、一番程度のいいと思われるものを選びましたよ。液晶部のアクリルパネルにかなりの細かい傷がありましたが、撮影するときには関係ないので良しとしました。
 さて、これから楽しいC-21のカメラライフが始まるぞぉ!と思っていたのですが、このあとにも思わぬ落とし穴があったのです。(←ちょっと大げさ)

 その落とし穴とは、バッテリーです。
 まずはC-2500Lに同封されていたニッケル水素充電池を早速2本、C-21へ入れてみました。そして撮影.......うん、やっぱりコンパクトタイプは撮りやすいなぁ~と悦に浸っていたのですが、約20分後..「バッテリー切れ」のランプが!!そしてものの10秒もたたずに電源が切れました。
「???」C-2500Lは撮影時に液晶モニターが使用できないため電池の消耗も少ないとは思いますが、それでも100枚以上は撮影できるニッケル水素充電池なのに、C-21では13枚で終わってしまいました。

 いきなりで面食らいましたが、そんな時は慌てず・騒がず、まずはオリンパスのホームページを見ましょう。そうしたところありましたありました。
オリンパスのQ&Aによりますと...

ニッケル水素充電池は使えなくはないが、専用リチウム電池LB-01を標準としてます。
ニッケル水素充電地を使うと電圧が低いため早い時期に電池警告ランプがつく傾向があります。

Motojiの見解をさらに付け加えると

ニッケル水素充電池を使うとすぐに液晶ファインダーが使えなくなります。光学ファインダーならもう少し長く使えるでしょう。
 いやだよぉぉ~。C-2500Lは撮影時に液晶画面が使用できなくてちょっと残念だったから、C-21は液晶ファインダーで撮影するんだぁ!って思っていたのにぃ。と、かなり落ち込みはしましたが、しょうがないです。専用リチウムを使うことにしました。
 オリンパスからはLB-01という型番で専用リチウム電池が発売されていますが、汎用の型番だとCR-V3という電池です。これがまた結構な値段で、1個800円~900円するという品物です。私はこの電池1本を1ヶ月もたせていました。もちろん液晶ファインダー使用で撮影を続けましたけどね。

 だからモノ的には悪くないんですけど.....やっぱりニッケル水素が使えなかったのはいたいなぁ。

自転車の前輪部を撮影、サビも克明に表現できています。目立つパープルフリンジもありません。補色系CCD特有のあっさりとした描写です。



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