やっぱり画質は最高です

　最初はC-1400XLと比べてノイズが多いと思っていましたが、レタッチソフトでコントラストをあげると、なんとC-1400XLばりの画質になるんですね。...ということはこのカメラはレタッチ前提で撮影するカメラなんですね。
うーん、これって面倒くさいのかな？と思ったけれど、よくよく考えたらC-1400XLは撮影した後コントラストを下げても暗いところはやっぱり「黒」で、明るいところはどうやっても「白」なんですよね。でもC-2500Lで撮影するとC-1400XLでは黒くても実は「暗いグレー」で白いところは「明るいグレー」なんですよ。これをレタッチすれば暗いグレーは黒くなるし、明るいグレーは白くすることができるんです。選択できるんですよね。だから結論としてC-2500Lの方がいいや！って思いました。

　またDSC-MZ2との比較をするとやはりC-2500Lの方が上です。DSC-MZ2も1/1.8インチの比較的大きなCCDを使っているから画質は良い！！と雑誌ではいわれていますが、C-2500Lと比べるとC-2500Lの方が「淡く綺麗」というんでしょうか。このDSC-MZ2もC-1400XLと一緒で「レタッチをしないが前提」のカメラなんでしょうか。

なんかDSC-MZ2のことをあんまり良く言ってないように書いちゃいましたけど、EX-S1と比べたらDSC-MZ2の方が全然綺麗ですよ。...えっ？当たり前だって？そうですよね。あたりまえですよね。

「CCDのサイズが大きい」という話をしましたが、DSC-MZ2が1/1.8インチ。C-2500Lが2/3インチ。こう聞くと、なんか2/3インチって大きいイメージがありますが、2/3インチって1/1.5インチですよね。1/1.8インチと比べて対角線差1/0.3インチしか変わらないって思うと「ふーん大したことないのかも」なんて思っちゃったりしましたが、器用貧乏と呼ばれる、このMotoji、CADも使うことができるので面積計算なんかをやってみました。すると....

C-2500LのCCDはDSC-MZ2に比べると144%の大きさ。

DSC-MZ2のCCDはC-2500Lに比べて70%も小さい。

　うーん、こうやって数字で見ると結構違いがありますよね。C-2500LとDSC-MZ2を比べてみただけですけど、この2機種に関してはCCDの大きさって重要なんだなぁ。と思いました。ちなみにC-1400XLも2/3CCDなんですけどね。C-2500Lと比べて画素数が大幅に違うので一概にCCDのサイズだけで語ることは難しいと思います。文系Motojiとしては、ややこしくなるので割愛です。

※そうそう、DSC-MZ2もC-2500Lと比べてというだけであって、単独であれば良いカメラだと思います。動画撮れるし....（中央でAFが合わないけど）

　今回の撮影画像は購入した2001年5月、我が娘の1歳の誕生日です（パチパチ）。海ほたるがあるアクララインを使用して、千葉の東京ドイツ村に行ってみました。東京ドイツ村は敷地面積が非常に広く、村内それぞれの場所に移動するのに車を使うんですよ！うーんワールドワイド的ですね。あと鴨川シーワールドにも足を伸ばしてみました。

　C-2500Lはさすがに原色系CCDを使用しているだけあってとてもメリハリがあります。ちょっと個人的にはコントラストが強すぎる感もあります。同じオリンパスなのにC-21とはえらくちがうのが印象的です。

海ほたるに設置されていた巨大オブジェです。
トンネル掘削に使用されていたカッターを
そのまま展示したようです。
撮影モードはPで、露出補正などなしでしたが、
とても綺麗に撮影することができました。

東京ドイツ村で撮影したコスモスです。
小さい牧場もありましたが、これらの花も見所の一つ
のテーマパークのようです。
マクロモードで撮影したの背景もボケていい感じです。

鴨川シーワールドで撮影したホワイトイルカです。
感度をISO400相当にして撮影しました。
ノイズがかなりありますが、その分シャッターも速く
切ることができ、ブレも最小限に抑えられました。